お線香
暦も7月となり、いよいよ夏本番です。
例年とは違い、今年の日本は節電モード。
どんな夏になることやら、ですね。
今日はお線香のお話を。
もともと、「お香」は仏さまに供養するアイテムの一つとして存在していました。
何を供養するのかと言うと、「よい香り」を供養するのだそうです。
(仏さまが「香り」を食べるのだそうです。だから、おいしい「香り」の方がよいそうですよ)
ほかに、汚れた自分を清めたり、その場を清浄にするという意味もあります。
実際には「心を落ち着けて仏さまと向き合うことができる」ということだと思います。
古い時代は「香木」でしたが、「煉香」が中国から伝わったあとは「香り自体を楽しむ」という文化に発展していったそうです。
「線香」ができたのは江戸時代で、扱いが手軽なため、現在に至るまで一般家庭では「線香」をもっぱら使用することになったそうです。
火を消すときは息を吹きかけず、線香を立てて上から下に振ると簡単に火が消えてくれます。
また、多量のお線香を一度にあげると熱が一部分を加熱します。そこに水などをかけて急激に冷やしますと石に「ヒビ」が入ってしまうことがあります。香炉内での火の焚きすぎには充分ご注意ください。
よいお墓参りができますように・・・
2011年7月7日
- 2024年05月06日「母の日まいり」イベント開催(北山霊苑)
- 2024年05月05日母の日まいりイベント開催(柏原聖地霊園)
- 2024年05月04日「母の日参り」開催のお知らせ(八景苑)
- 2024年04月28日2024年5・6月営業カレンダー(東京多摩霊園)
- 2024年04月27日「母の日参り」開催のお知らせ(東京多摩霊園)