「学問の神様」のお墓
菅原道真は9世紀の文人・学者・政治家です。
宇多天皇・醍醐天皇に重用された優れた人でした。
政変で左遷され失意のうちに亡くなりましたが、死後30年間に天皇家や政治家にさまざまな厄事が続いたため、道真の祟りだと恐れられました。
そして京都に「北野天満宮」が設けられ怒りを鎮めようとしたのは有名な話です。
死後は天神様と言われ、天神信仰が全国に広まるきっかけとなりました。
今では、学問の神様として知られています。
その道真公のお墓はどこにあるかというと、失意のうちに亡くなったとされる福岡県にあるそうです(鹿児島など他説もあります)。
早い話が、あの有名な太宰府天満宮のことなのですが、お墓ができた経緯が不思議です。
亡くなった亡骸を運んでいる最中に、運んでいた牛が突然地に伏して動かなくなったのだそうです。
そこで、そこが道真公の御心なのだろうということで、そこにお墓を作ったのだそうです。
2年後にそこに祀廟(神様として祀った社)が建てられ、さらに14年後社殿が出来上がったのだそうですよ。
今で言うと霊柩車が突然動かなくなるようなものですかね・・・
もし本当にそうなったら、(その地に埋葬しようとは思わないまでも)「亡くなった方が何かを暗示しているのではないか」と思いますよね。
やはり、亡くなった方のためにも、生きている人のためにも、ねんごろに葬ってあげるべきですよね。
2012年4月20日
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