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シロネズミの碑

日本のがん研究・がん治療機関の最高峰の一つとして知られている「がん研究会」に属する「がん研究所」の所長であった、病理学者故吉田富三博士は1960年代当時、実験腫瘍学の権威であったそうです。

こう申し上げておきながらなんですが、わたくしはこの方をよく存じ上げません。
ただ、吉田博士について申し上げたのは、博士のお墓の隣にシロネズミの碑があるということを知ったからです。

博士は、ラット腹水癌である「吉田肉腫」や「腹水肝癌」を発見しただけあって、数多くのラット(ねずみ)を扱ってこられました。
そして、ネズミたちには大変愛着があったのだと思います。
その証拠がこの碑です。
自分たちが使用した実験動物たちの慰霊碑をたてることがご本人の生前の希望であったようで、この碑を建立したのはご遺族やお弟子さんであったろうと思われます。
下記の碑文は、先生直筆の文を基に彫刻されているようです。

『シロネズミの碑
アゾ色素肝癌、吉田肉腫、腹水肝癌などの研究に手をかけてその命を絶ちたるシロネズミの数知れず、不有会員はみな心の奥にシロネズミのあの赤い眼の色を抱く。モルモット、ウサギ、ハツカネズミそのほか鳥の類まで手にかけたる命への思いは同じ、ふと現れてまた消え行きたるこれら物言わぬ生類の幻の命も命に変わりあるべしとは思へず、あはれ生ある者の命よと念じて此碑を建つ
昭和四十八年秋  不有會 代表
古希 吉田富三 識す』

研究のためとはいえ、みな命は同じ。大変胸を痛めておられたのではないでしょうか。

なお、この碑は東京駒込の吉祥寺というお寺にあるそうです。

2012年3月7日

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