魚屋 奥八兵衛
ニュースにて知りました。
天皇陛下がご自身の葬送について、極力国民生活に影響の少ない葬送にすることを望まれ、火葬を希望されておられるそうです。
初めて知ったのですが、天皇陛下は土葬だったのですね。
それも、1654年の第110代・後光明天皇からはじまっているそうです。
なぜ後光明天皇から土葬なのかというのを調べてみました。
その当時天皇家に魚を納めていた魚屋「奥八兵衛」という者がいて、
ちょっとしたことから、後光明天皇のお気に入りになり、よい話し相手だったのだそうです。
その話の中で、天皇は八兵衛に「火葬などは不仁なこと」と葬送に対するご自身の想いを語っていたそうです。
後光明天皇が崩御された時、慣例により「火葬」となることを伝え聞いた八兵衛が、宮中の者を訪ね「火葬は天皇の考えにもとる」と説明してまわり、土葬にするよう落涙してまでお願いしたそうです。その話に動かされた宮中が朝議で「土葬」を決定したそうで、それ以降は今に至るまで土葬が続いているということです。
庶民の者の手によって、今に至るまでの天皇家の儀式に影響を及ぼしていたことがあったなんて、全く知りませんでした。
すごい人がいたものです。
2012年4月27日
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