即身仏2
木喰行のほかにも、やることはあります。
まずは、水垢離(みずごり)です。水垢離とは、自身が犯した大小さまざまな罪や穢れを洗い落とし心身を清浄にするために、冷水を被ることです。よく修験者が、滝などの流水に体をうたせるのを何かでみかけたことがあると思います。冬でも川の氷を割って体を沈めたのだそうです。
また、手行灯というのも行なうのだそうです。手行灯とは、掌に火のついたロウソクを立てて、燃え尽きるまで支え続ける行だそうです。想像するだに過酷です。水垢離とセットにして行なうこともあったのだそうで、滝に体を打たせながら手行灯を行ない、ロウソクの火が尽きるまで水垢離を続けたのだそうです。
他には、修行といえるのかどうか分かりませんが、漆も毎日飲んでいたのだそうです。理由は、死後に体が固まりやすいからなのだそうですよ。どうしても即身仏になるという強い意志が感じられます。
2015年3月10日
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