万年塔
山形県の米沢地方には独特のお墓があります。
万年塔と呼ばれていて、その地方特有のモノだそうです。
どんなお墓かというと、普通の和型のお墓よりも高さは短く、太さは太く、竿部分(家名が彫刻されている部分)が空洞になっています。
空洞の正面は格子型に穴があいています(穴は9つが多いようです。空洞だけ一見すると灯篭のようです)。
そして空洞の中には供養塔が安置されていて、空洞の上には三角屋根が付いています。
雪深い地方だから供養塔を守るためにこのような形になっているかと思ったのですが、実はこの塔は戦国武将の直江兼続が考案したものなんだそうで、戦 になったら屋根をはずしてバリケードにしたり、竿は空洞なので持ち運びやすく中に土を入れて土嚢代わりにするつもりだったのだそうです。格子型の穴は銃身 を出す穴だとも言われています。
このようなことで出来たお墓なのですが、今でもこの地方では万年塔を建てる方がおられるようで、脈々と引き継がれているようです。
ちなみにこれは直江兼続夫妻のお墓です。やはり、万年塔です。
穴は3つしかありませんが・・
2012年6月18日
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