永平寺8
東司(とうす)
お手洗いのことです。こちらも三黙道場のひとつで、私語は厳禁です。正面には「烏芻沙摩明王(うすさまみょうおう)」が祀られております。
開祖道元禅師はその著「正法眼蔵」の「洗浄」の巻で、東司での作法を説いており、道場を建てるときは東司を建立すべきとあります。
東司での作法もあり、行く時も出る時も「焦らず、急がず」が大原則で、着衣などの際も「細かいところにも気を配り丁寧に作業する」というのが基本なんだそうです。もっとも、これは東司だけに限ったことではなく禅宗の修行で意識されることでもあります。
なお、曹洞宗では「東司(とうす)」と言いますが、同じ禅宗でも臨済宗では「雪隠(せっちん)」と言うそうです。
※今回、東司の写真はございません。
2016年11月29日
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