吉見百穴6
吉見百穴には古墳である以外に珍しいものがあります。
穴のいくつかに、国の天然記念物に指定されている「ヒカリゴケ」という植物が自生しているのです。
「ヒカリゴケ」は1科1属1種(ヒカリゴケ科ヒカリゴケ属ヒカリゴケ種)といって、他の亜種を生み出さなかったとても原始的な珍種のコケです。北半球の主に寒い地域に生息し、洞窟・岩陰のような暗く湿った環境を好むのだそうです。生息地は山間部が多いので、関東平野に生息しているのは珍しいことなんだそうです(吉見百穴以外では皇居北の丸公園で確認されているそうです)。わずかな環境の変化で枯死してしまうので数は激減しており、準絶滅危惧種に指定されているということです
その名のとおり、ヒカリゴケはエメラルド色に光るのですが、自ら光を出しているのではなく、レンズ状の細胞がわずかな光をとらえて反射しているのだそうです。その細胞には葉緑体がたくさん含まれているので緑色(エメラルド色)に光るということです。
ヒカリゴケ
(この穴は人が立ち入れないように柵がしてあり、柵の外から撮影しました)
2015年7月14日
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