鋸山5
鋸山には、たくさんの石仏があります。
通称千五百羅漢といわれています。本当はいくつあるのかわかりませんが、山をめぐるとたくさんありました。
すべてがこちらで作られたものではなく、全国あちこちから集めてきたものなのだそうです。
微笑んでいる者、悲しそうな者、怒っている者など様々な表情をしています。いろいろな羅漢を見ていると、一人一人の声が聞こえてきそうです。
また、よく見ると首や手がない者がいます。これは明治維新の際に行なわれた「廃仏毀釈」の結果なのだそうです。いくら国が指導したからといって、このようなことを行なえるのは恐ろしく感じます。これもその時代でないと分からないことなのかもしれません。
こちらの石仏は、施主名や日付が入っています。江戸時代に作られたようですが、どこのどなたが何のために作られたのでしょうか?
こちらは聖徳太子像です
こちらの宝篋印塔は、江戸の商人が施主なのだそうです。豪商だったのでしょうか。
この千五百羅漢を見てまわる通路には、このようなトンネルがあります。背をかがめないと頭をぶつけてしまう高さです。
このトンネルの上には羅漢が・・・
2015年1月27日
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