さざれ石
君が代にうたわれている「さざれ石」とはどんな石でしょうか?
うたわれている「さざれ石」とは「細かい石・小石」という意味で、歌詞の中では、それが「巌(いわお)」になって更にその上に苔が生えていくまでと、遠い年月を例えるのに用いられています。
しかし、細かい石だけではなく、細かい石の隙間を炭酸カルシウムや水酸化鉄が埋めることによって大きな塊になったものも「さざれ石」と呼ばれ、石灰質の作用によってコンクリート状に固まってできるのだそうです。日本では、滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山で産出されるそうで、京都の下鴨神社・鎌倉の鶴岡八幡宮などにも祀られています。また、三重県伊勢の二見浦の夫婦石も同じものなのだそうです。
産地としては、上述の伊吹山が主なのだそうですが、平成17年に岐阜県の天然記念物に指定されてからは採掘が禁止されているため、もう石造物に使用されることはできないのだそうです(採掘済の在庫が少しあるのだそうですが・・)
国歌にうたわれるような石ですから、大事に保存していきたいものですね。
2014年7月29日
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