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ヨーゼフ2世

前回、モーツァルトがどこに埋められたのかもう分からないというお話をしました。その当時一般の人は複数人がまとめて穴に葬られていたからということでした。そもそもそのようなことになったのは、当時の政策で葬儀簡素令という法律があったのが原因だと言われています。その政策を考えたのが神聖ローマ皇帝のヨーゼフ2世です。

ヨーゼフ2世は1741年オーストリア継承戦争の最中に生まれました。オーストリア継承戦争というのは、ヨーゼフ2世の母マリアテレジアがその父が亡くなりオーストリアの世襲領をそのまま引き継ごうとしたところ、周辺諸国がよってたかって領土を分割しようとした戦争のことです。彼女には継承すべき息子がおらず人々の士気が奮わなかった折にヨーゼフ2世が生まれたということで、たいそう母親に愛されたのだそうです。(なお、彼はマリーアントワネットのお兄さんです)

母マリアテレジアと共同統治というかたちで皇帝になりましたが、母が亡くなった後さまざまな政策を打ち出しました。彼は啓蒙思想に影響されつつ、絶対君主であったため、貴族勢力の弱体化を図りながら商工業を発達させ富国強兵をめざしました。農奴解放令・宗教寛容令・ウィーン総合病院開設などは彼の啓蒙思想にもとづくものと思われますが、修道院の解散などは富国強兵のために国に財産を集約しようと目論んだものでした。しかし、急進過ぎて反対派に阻害されることも多く、彼の施策は成功したとは言い切れませんでした。

彼もそんな自分を感じていたのでしょう。彼が自ら選んだ墓碑銘は「よき意志を持ちながら、何事も果たさざる人ここに眠る」というもので、自分の人生を皮肉った内容になっています。彼の棺はウィーンの教会にあり、ハプスブルク家の地下墓地に眠っています。

自分の生きざまを刻む墓碑銘。どんな内容であれ、後世の人にその人柄をずっと伝えることができるものなのですね。

2013年12月3日

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