豊見親の墓
沖縄のお墓はひとつひとつが大きく個性的なのが特徴ですが、昔の首長のお墓だとなおさら大きなものがあります。そのひとつが豊見親の墓です。
豊見親とは名前ではなく首長をあらわす称号なのだそうですが、15~16世紀頃宮古島で勢力を振るったのが仲宗根豊見親玄雅(なかそねとゅみやげんが)とその一族なのだそうです(玄雅は名乗りで、名前は忠導だそうです)。子供の頃から才気を表していた玄雅は、島主の直系ではなかったものの島主の子孫が絶えた際、自然と人望を集めて優秀な島主になったのだそうです。
彼らのお墓が宮古島の海沿いにあり、「豊見親の墓」として文化財に指定されるほど大きく立派なものなのだそうです。インカのピラミッド風の石積みで、島の観光名所のひとつにもなっています。また、文化財に指定されているので、沖縄切手(戦後沖縄が日本に帰属するまでの間に流通していた切手)のデザインにもなったことがあるのだそうです。
たいそう立派なお墓で、沖縄に行く機会があれば訪れてみたい場所ですが、まずは自分のことからですね。我が家のお墓参りを先にすることにします。
みなさまもぜひお墓参りに行ってみましょう。
2013年5月21日
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