世界に誇れる石
今日は、日本で一番高価な墓石材と言われている「庵治石」のお話です
庵治石は、香川県高松市の東に位置する八栗五剣山山麓(牟礼町・庵治町付近)で採掘されます。
石の地肌がきめ細かで風化に強く、水晶並みの硬度が特徴です。
主に石英と長石からなり、少し黒雲母が含まれているので、「斑(フ)」と呼ばれる独特の模様があります。まだら模様に濃淡が出ることをいい、石の表面が織物のかすり模様のように見えるのを「斑が浮く」といいます。
こういった石材は世界でも珍しく、庵治石特有のものなんだそうです。
庵治石はおおまかに細目(こまめ)と中目に分類されていて、きめ細かな模様の細目になるほど貴重品として扱われます。
また、庵治石はキズが多いため、採石された原石の中から製品として使用できるのは、全体のわずか1%~10%程度しかありません。あとの90%以上は製品としては適さないものなのです。他の石では(モノによって違いますが)20%くらいでしょうから、庵治石の希少性が分かると思います。
こういったことからなのでしょうか世界でも「花崗岩のダイヤモンド」と呼ばれていて、石材の単価としては世界一と評価されています。
日本には世界に誇れるこのような石があるのですよね。
当社の霊園にも、いくつか庵治石で建立されているお墓があります。
お墓参りのついでに、探してみてはいかがでしょうか?
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