のんのんさん
のんのんさん
まんまんさん
どちらも「ほとけさま」をあらわす幼児語です。
方言という説もありますが、それは地方によって違うからでしょうね。
子供のころにどちらかを聴いたことがある人も多いのではないでしょうか?
仏さまのことを指すのは共通のようですが、語源となると諸説あるようです。
インターネットで調べて見ると、「なむあみだぶつ、なむあみだぶつ」が省略されたのでは?
という説が多いようです。
子供には理解しづらい「仏事」というものに自然とふれ合えるように、
聞き取りやすい「音」で表現したのかもしれません。
先人の知らず知らずの知恵なのでしょうかね。
わたくしごとですが、私の祖母や父もご飯を食べる前に、ときおり「まんまんさん、あん」と言って手を合わせておりました。子供の私もその真似をしていた覚えがあります。(「あん」というのは「拝む」という意味の擬態語でしょうか・・)
ご飯を食べる前に自然と仏さまにお祈りをしていたわけですね。
仏さまを拝むとか、先祖を大事にするとかいうことは、子供のころに家の中でどれだけ自然に「仏事」が行われていたか・・なのではないでしょうか。
別に「仏事」と言っても「法事」などという大仰なものではなく、普段の生活の中のちょっとしたことで十分のように思います。
それを大人たちが家の中で「当たり前のように」ふるまっていたら、子供もそれが当たり前のようにできるのではないのかな・・と思います。
まんまんさんやのんのんさんでなくてもよいでしょうが、子供たちに仏さまを拝むことの尊さを分かってもらうためには、まずは家の中に自然な形で「仏事」が行なわれているかどうかだと思います。
2011年10月7日
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