先祖って何人いるの?
みなさまのご先祖は何人くらいになるのか考えたことがありますか?
単純計算をすると、親は2人、祖父母は4人・・・・
で、30代さかのぼるとなんと10億人!!
ちょっと驚きですね。
次代が生まれるまで一人あたり30年かかったとしても、30代なら900年。
しかし、いくら900年分だといっても、一人につき10億人いたら、昔はものすごい数の人間が生きていたことになります。
そんなバカな・・・
と思っていたら、この式には盲点があります。
実はこの式、血縁関係を考慮していないのです。
たとえばいとこが両親の人は3代さかのぼると(曽祖父母の代)、
先祖は12人しかいません(単純計算なら16人)。
なるほど、地域社会が狭かった時代なら、血縁関係の子供や親はいっぱいいたでしょう。
そういうことだったのか。
と先日この話を聞いて納得しました。
しかし、そう考えるとなお、先祖とは「家族・一族」なんだなと感じます。
今は「一族」とか「世継ぎ・跡継ぎ」とか「親類縁者」などというと、
「相続争い」とか「付き合いが面倒」とか、
ちょっとマイナスイメージを感じてしまう世代になってきていますが、
本当は、過去からそういう中で育まれてきた中で、
私たちも生き続けてきているのだなと思います。
このお彼岸は、ご先祖様に会いに行きませんか。
2011年9月13日
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