永平寺1
永平寺は、鎌倉時代の1244年に道元が開いた曹洞宗の寺院です。曹洞宗の大本山の一つで、釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来を本尊としています。
宗祖道元は14歳で比叡山延暦寺に入りましたが、「天台の教えでは、人は皆生まれながらにして悟っている(本覚思想という)はずなのに、厳しい修行をしなければ悟りを得られないはなぜか」という疑問があり、結局中国で学ぶのがよいと考え、宋に渡り曹洞宗の禅僧如淨に師事しました。道元は如淨から法をつぐことを許され、4年後に帰国しました。
帰国後は京都を拠点として活動していましたが、旧仏教勢力の迫害を受け続けました。そこで、信者の一人であった越前国(福井県)の土豪の招きにより越前にくだり、傘松峰大佛寺を建立しました。これがのちの永平寺です。
道元の教えは、只管打坐(しかんたざ)といい、ひたすら坐禅することを専らとし、またその著「正法眼蔵」は優れた仏教思想書です。
今回からは永平寺のことについて少しお話いたします。
永平寺の法堂(はっとう)
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