火山がつくった日本列島1
先日、ある博物館で『火山がつくった日本列島』というタイトルの展示が行なわれておりました。砂や石材などから日本列島と火山の関係を読み解くという主旨の展示でした。その中身をいくつかご紹介いたします。
展示室手間にあったのは、近年日本列島で活発化している火山活動の紹介でした。
2011年1月に噴火した霧島の新燃岳。ふもとの都城市や霧島市を中心に火山灰が降り、爆発による空振でガラスが割れたり、火砕流が発生し溶岩ドームが形成されました。
江戸時代の享保噴火のように長期化が懸念されましたが、活発な活動は2カ月ほどだったそうです。
その時に採取された火山灰
2013年に噴火し、成長を続けていった西ノ島
2014年に水蒸気噴火が起き、死者行方不明者63名の惨事となった木曽御嶽山
2015年、山体が膨張し一時噴火警戒レベルが4にまで引き上げられ、その後落ち着いたものの今年に入って噴火を起こした桜島
2016年6月28日
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