福岡南蔵院8
境内にこのような松がありました。
こちらは「三鈷の松」といいます。弘法大師が中国から帰国の際に、明州の港(現在の寧波)にて師の恵果和尚から贈られた密教の法具「三鈷杵」を投げました。投げた理由は「帰国後、密教の教えを広めるためにふさわしい地に着くように・・」とのことだったのだそうです。その「三鈷杵」がひっかかった木が高野山の松でしたので、その地に金剛峰寺を建立したという伝説が残っております。
この南蔵院にもその伝説の木があります。他の松と何が違うかというと、通常の松の葉は葉が二つに割れていますが、この松は三つに割れているのだそうです。それもすべて三つ葉なのではなく「三つ葉が生える枝がある」ということです。松の根元を探してみたのですが、残念ながらそのときは生憎見つかりませんでした。皆さん珍しいので拾われてしまったのでしょうか。
2017年4月25日
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