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永平寺5

このまま、つらつらと建物のご紹介をしてもパンフレットのようになってしまうので、一息おいてちがうお話を。

≪永平寺の僧の一日≫

開祖道元は「成仏とは一定のレベルに達することで完成するものではなく、たとえ成仏したとしても、さらなる成仏を求めて無限の修行を続けることこそが成仏の本質であり(修証一如)、釈迦に倣い、ただひたすら坐禅にうちこむことが最高の修行である(只管打坐)」と主張しました。すなわち、永平寺の僧(雲水というそうです)たちの修行は、ひたすら坐禅をすることということになります。
 
【起床】振鈴(しんれい)という目覚ましを、係の雲水が鳴らします。それが起床の合図です。聞くところによると起床時間はまだ暗い午前3時半だとか。起床後はおのおの洗面所に向かい、偈文を唱えながら、桶の水を一杯だけ使い、歯磨き、頭・顔・耳の裏を洗うそうです。このことは、道元の記した「正法眼蔵」にも「耳の裏と瞼の裏も洗え」と記されているのだそうです。いまだに守られているのはすごいことです。

【朝の坐禅】暁天坐禅(きょうてんざぜん)という朝の座禅が始まります。起床から30分後にははじまるのだそうで、そのために起床時の朝の身支度はすばやくこなす必要があるのだそうです。一柱(いっちゅう)という、線香一本が燃え尽きる時間、坐禅を行ないます。

【朝課(ちょうか)】朝の坐禅後は、法堂にて朝課がはじまります。朝課とは朝のお勤めのことで、修行僧たちが一斉に読経を行ないます。一時間余り読経をするうちに、空が白んでくるのだそうです。

【小食】朝食です。私語は厳禁、音をたててはいけない、食器を落とすのもいけない、人より早く食べても遅くなってもいけないのだそうです。料理はいわゆる精進料理で菜食なのだそうです。食事を行鉢(ぎょうはつ)というそうで、正式な作法にのっとり食事をいただくのだそうです。つまり、小食も修行のひとつというわけです

【午前の作務(さむ)】修行の基本は「坐禅」ですが、「動の坐禅」といわれるのが作務です。毎日、回廊掃除などを行ないます。これは、坐禅の精神を日常生活に展開していくことが大切だということなんだそうです。

【昼の勤行】昼の勤行です。日中諷経(にっちゅうふぎん)というそうです。お昼には少し早く11時頃行われるのだそうです。

【中食(ちゅうじき)】昼食です。メニューは麦飯に一汁一菜。このときも行鉢が行なわれます。また中食では、自分の麦飯から7粒をより分け、外に設置されている台に置いて、鳥獣に供養するのだそうです。

【午後の作務】午後も作務を行ないます。

【夜の勤行】夜の勤行です。晩課諷経(ばんかふぎん)というそうです。夜といっても16時半頃だそうです。お経を唱えます。

【薬石】夕食のことです。禅門では、昔から朝・昼の2回しか食事を摂りませんでした。夕食時は、温めた石をふところに入れて飢えをしのいだそうです。
薬石の名はそこからついたのだそうです。正式な食事とみなされてはいないので、行鉢はせず、偈文も唱えません。麦飯・味噌汁・漬物・おかず2品が与えられます。

【夜の坐禅】夜坐(よざ)というそうです。日没後に行なわれる夜の坐禅です。

【開枕(かいちん)】夜坐が終わると「開枕鈴(かいちんれい)」が鳴ります。これで就寝です。眠り方や横たわり方にも作法があるのだそうですよ。

2016年11月8日

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