NIPPON石博2015　８

ちょっと変わったブースがありました。ブースの前に新幹線のポスターがあるのです。新幹線と石とはどんなつながりが・・・と思ったので、よく見てみるとそこは新潟県糸魚川市のブースでした。新幹線は3/14に開通する（現在はすでに開通しています）北陸新幹線のことで、そこに誕生する新駅「糸魚川駅」のポスターでした。
また、糸魚川市は国内では数数ない「翡翠（ヒスイ）」の産地として知られています。地元の小滝川という川に明星山という山の大岩壁が落ち込んだ川原一帯を小滝川ヒスイ峡というのだそうで、昭和31年に国の天然記念物に指定されています。この地域での岩石の採取は禁じられていますが、ここから流れ出たヒスイが海岸まで到達したあたりがヒスイ海岸と呼ばれていて、その石を拾いにくる方がよくいるそうです。かくいうわたしも、以前糸魚川の海岸に、豆粒ほどの大きさのヒスイを拾いに行ったことがありますが、実際に産地でとれたヒスイは立派なものです。

海岸ではヒスイの他にも様々な石を拾うことができます。そこで自称「石ころタウン」というのだとか。今回は、そんなつながりで出展されたのだそうです。地元の名産品販売のほか、ヒスイも現地即売会をやっていました。写真のような大きなもの、いくらするのでしょうか？買い手は見つかったのでしょうか？

2015年5月12日